よくいただくご質問
Q&A
本ページには当社製品の「PLAS」、「UPF」のQ&A情報を記載しています。
記載されていないご質問に関しては直接お問い合わせください。
PLAS Q&A
PLASについて
PLASは、高度の可変帳票(パーソナル帳票)が、プログラム無しに 開発・自動編集・印刷できるソフトウエアです。大量印刷データを高速で生成します。さらに、PLASのスクリプトやAPIを使用すれば、より複雑な データ処理・帳票、ホストとの連携、ミドルウェアとの連携を実現できます。ホストのデータやパソコンのデータをそのまま取り込めますので、ホストシステムからの移行や共存が容易です。
まず共通マスターフォームを定義します。この中に入力データで 差し替える部分をパラメータ変数として定義(テキスト入力) します。入力データの1件分のデータ(レコード)の各部分(フィールド)に 名前と属性を定義したものがパラメータ定義ファイルです。あとは入力データを用意してバッチ実行すれば、各レコードに 対応する部分を自動的に差し替えていきます。
一言で表現できませんので、主な特徴を列記します。
・プログラムレスで可変帳票が作れます。
・バッチ処理で高速処理
・帳票のデザインからテストまでビジュアルに開発できます。
・テキスト、イメージ、罫線、バーコード、図形、グラフ、表組等をサポート
・超高速の連続紙ページプリンタから中低速のカット紙ページプリンタ、インパクトプリンタまでをカバーします。
一言で表現できませんので、主な適用分野を列記します。
・ダイレクトメール(バーコードやグラフも使用可)
・ラベル印刷
・送付状
・マニュアル
・請求書、明細書、納品書
PLASが他の帳票ソフトと違うのは、完全なバッチ処理であり、 高速で印刷用コマンドを生成できることにあります。またデータは、入力データファイルとして用意しますので、どんなデータベースやソフトでも処理する事が可能です。
また、かなりのソフトはプログラミングや複雑な定義が必要ですが、同様のことがPLASでは簡単な定義でできます。
Linux、Windows で動作します。
※)Solaris版についてはお問い合わせください。
PCPLASがWindowsで動作します。
別売のPLAS/GRAPHをご使用ください。
棒・折れ線・散布図・円・多角形・範囲グラフ、ヒストグラム、 ポートフォリオチャート、ステレオグラムの多数のグラフの種類と 指定属性を持っていますので、表現力のあるグラフを高速で 作成できます。PLAS/GRAPHは、3Dや合成グラフ、欠落データ処理等、豊富な機能をもっています。
※)PLAS/GRAPHについてはお問い合わせください。
別売のPDFコンバータをご使用ください。
伝票やイメージをオーバレイとして定義しておけば、 高速処理(1万件(1万ページ)10分以内)でPDFを生成し、 生成されたデータも非常に小さくなります。
また、1件ごとに別々のファイルに保存しておくことも可能です。
SYNCPLASを使えば、ホストの業務をほとんど変更することなくホストAPI の出力データをPLASで処理することができます。プリンタ専用のホストが存在した場合、EWSやパソコンに移行 させることができます。
昭和情報機器(現キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ)SXシリーズ・SPシリーズ、PDFプリンタ、ポストスクリプトプリンタなどです。他のプリンタについては、お問い合わせください。
PLAS導入サービスをご利用ください。
導入と同時にフォームの作成や操作をサポートいたしますので、 導入した週から本番の業務を行なうことが可能です。
フォーム定義
PLASの共通マスターフォームです。 入力データ(個別情報ファイル)の1レコードごとに、入力データにしたがった内容の異なる可変帳票を作成できます。
PLASのメイン画面から「フォーム定義」画面を呼び出し、GUI(Graphical User Interface)でビジュアルに定義できます。他のソフトのようにプログラミングしたり、データベースへの アクセスを定義したりする必要はありません。
フレームとは、フォームの用紙の上に定義された、データを流し込むための矩形の枠の領域です。
矩形の枠は、点線で表示されます。流し込むデータは、テキスト、イメージ、バーコード、QRコード、図形、グラフ、表が可能です。データはあらかじめ入力しておいたり、実行時に流し込むことができます。
入力データの1件分のデータ(レコード)の 各部分(フィールド)に名前と属性を定義したものが パラメータ(例:NAME)ですが、これをフォーム定義で 入力するときは、<$NAME>の様に定義します。これをパラメータ変数といい、バッチ実行時に入力データに 差し替えられます。
用紙(ページ)は通常、フォーム定義の一番最初に定義します。
「ページ定義」で用紙の縦横の大きさや余白をインチやmmで 定義します。A4やB3などの規格の用紙サイズの場合は、名称を選択するだけでOKです。
オーバレイとは、印刷物に共通のフォームのことです。
PLASでは、オーバレイを定義し、それを読み込み、下絵としてフォームを定義することができます。
Linux版)
図形フレームを定義し、フォーム定義の「オプション」メニュー の「バーコード設定」でバーコード種類や属性とバーコードデータ に対応するパラメータ名を指定します。
Windows版)
バーコードフレームを定義し、書式メニューのフレーム書式でバーコード種類や属性とバーコードデータ に対応するパラメータ名を指定します。
直接キーボードから入力したり、標準装備のテキストエディタで 入力したり、外部のファイルから読み込んだり、スクリプトで読み込んだりできます。
外部のファイルから読み込んだり、スクリプトで 読み込んだりできます。
フレーム全体の場合は、フレームを選択し「書式」メニュー の「テキスト書式」で、フレーム内の任意のテキストの場合は、文字列の一部を選択し「装飾」メニューの「書体」で書体を 指定します。
フレーム全体の場合は、フレームを選択し「書式」メニュー の「テキスト書式」で、フレーム内の任意のテキストの場合は、文字列の一部を選択し「装飾」メニューの「書体」でサイズを 指定します。
文字列の一部を選択し、「装飾」メニューの「線引き」で指定します。
道具箱のペンツールを選択し、始点となる位置で左クリックします。
続けて終点とする位置で左クリックすると、始点から終点まで直線が引かれます。
この時、シフトキーを押しながら左クリックすると、水平または垂直方向へ直線を引くことができます。
Linux版)
フレームを選択し、「オプション」メニューの 「スクリプト設定」で設定します。
SLスクリプトそのものは、メイン画面の「スクリプト定義」 で定義します。
Windows版)
フレームを選択し、「書式」メニューの 「スクリプト設定」で設定します。
SLスクリプトそのものは、「ファイル」メニューの新規/スクリプトで定義します。
PLASメイン画面の「グラフ定義」で設定します。 グラフの各属性や可変部分を定義します。
この定義をフォームの図形フレームに設定し、 バッチ実行すると入力データ1件ごとにグラフ図形を生成します。
フレームを選択し、シフトキーを押しながらマウスの左ボタンを押し、ドラッグすると移動できます。 「フレーム」メニューの「フレームコピー/変更」を選択し、ダイアログにて指定する移動も可能です。
フレームを選択し、シフトキーを押しながらマウスの右ボタンを押し、ドラッグすると変更できます。「フレーム」メニューの「フレーム変更」を選択し、ダイアログにて指定する変更も可能です。
フレームを選択し、シフトキーを押しながらマウスの 中ボタンを押し、ドラッグするとコピーされます。「フレーム」メニューの「フレームコピー/変更」を選択し、ダイアログにて指定するコピーも可能です。
フレームを選択し、「フレーム」メニューの「フレーム削除」を選択するか、コントロールキー+Zキーで行います。フレームを選択し、「編集」メニューの「カット」で削除することも可能です。
フレームを選択し、「フレーム」メニューの「フレームコピー/移動」を選択し、ダイアログにて移動量を"0.5mm"、移動方向を"水平"と指定し、「設定」ボタンをクリックします。
パラメータ定義
パラメータとは、入力データの1件分のデータ(レコード)の 各フィールドに名前をつけたものです。フォーム定義の中でこの名前を使用すると、値や文字列で差し替えられます。
PLASメイン画面の「パラメータ定義」で設定します。
バッチ実行
固定長でもCSVデータでも使用できます。またIBMやJEFなどのコードもサポートしています。
CSVデータが使えます。ExcelなどでCSVデータで保存してください。
ジョブ
ジョブとは、印刷業務でなんども行うようなバッチ作業をあらかじめジョブ名を付けて保存する事ができます。保存後は、ジョブ名でフォーム名やパラメータ名、データ名等を呼び出し実行することができます。入力データは、その都度指定することもできます。
オーバレイ
オーバレイとは、生成される印刷データで共通の部分を 別に編集したものです。印刷データが大幅に少なくなり、印刷スピードも向上します。PLASでは、オーバレイの上にフォームを定義できますので、 オーバレイとの位置合わせも簡単にできます。
「オーバレイ編集」か「フォーム定義」で編集できます。通常のフォームとほとんど同じ操作で編集できます。
スクリプト
スクリプトとは、フレームやページに張り付けて、標準機能ではできないような処理を可能とする言語です。たとえば、文字列の内容を判断して、個別に外部のイメージファイルから顔写真を読み込む等が可能です。
PLASは帳票業務に使えるか?
PLASが最も得意とするところです。
フォームを定義するだけで、プログラム作成なしに各種の帳票が作成できます。
PLASであらかじめフォームを定義をしておけば、帳票のメンテナンスは ほとんど必要ありません。
大丈夫です。標準機能で対応できます。
PLASであらかじめ決められたフォルダーに格納すれば、一定期間ごとにデータファイルを受信しているかチェックし、そのフォルダに対応するフォームで自動印刷する機能があります。
この場合、一切画面は表示されませんので、ホストのアプリとスムースに連携できます。
より高度な自動印刷が必要な場合は、PLASスクリプトで 記述すれば、高度のホスト連携が可能です。
可能です。従来通り、ホストの帳票作成ソフトを帳票サーバに移行します。
または帳票作成ソフトが元々帳票用ホストにあった場合は、より簡単です。
ホストのアプリの帳票作成要求をそのまま帳票サーバに要求し、PLASで印刷させます。
その間にはコントロール用のソフトを作成し処理の調整を行わせます。
ホストが多重に印刷業務を行っている場合は、PLASも多重に 起動させることが可能です。
通常の帳票であれば非常に簡単に作成できます。
帳票フォームを作成する画面で、MacなどのDTPソフトの ようにデータを表示する枠(フレーム)を定義し、データ名を定義するだけです。
他社のソフトの様に、データベースをアクセスしたり、データをアクセスする記述や関数ををいちいち定義する必要はありません。もちろんより複雑な処理が必要な場合は、標準のスクリプトで簡単に記述できます。スクリプトは、一度定義しておけば何度でも再利用できます。
大丈夫です。PLASでは、基本的に帳票のデザインさえ 行えば、帳票システムが構築できます。 帳票システムのプログラムによる作成が必要ありませんので、短期間でシステムを立ちあげる事が可能です。 帳票のデザインは、お客様やSE殿でも作成できますし、弊社の帳票作成サービス(有料)で行うこともできます。お客様やSE殿は、帳票業務以外の基幹業務の構築作業に専念することができます。
UPF Q&A
Linux(日本語RedHat Linux 6.1~)
次のOSについては、お問い合わせください。
SUN SPARC/ULTRA (Solaris 2.6/7/8/9/10~)
HP-9000 HP-UX9.X/10.X/11.X
IBM RS-6000 AIX4.3.X
対応しています。
ネットワークに接続されたプリンタに自由に出力できます。
他社のプリントサーバやI/Fカードはプリンタをネットワークに接続し、通信プロトコールをサポートしています。接続されたされたプリンタに出力するにはUPFが必要です。
対応しています。
ほとんど全てのメーカーのポストスクリプト・プリンタに出力できます。しかも、フルカラー/モノクロいずれにも対応しています。
できます。
UPFのGUIプログラム(UPFTOOL)を使えば、全画面やウインドウ、画面切り取り等自由に画面ハードコピーを取ることができます。コマンドラインで利用したい場合には標準ハードコピーコマンドのxwdコマンドや付属ツールのwinclipコマンドを利用してハードコピーを採取しUPFで出力することが可能です。
イメージファイルを直接読み込み、印刷できます。 TIFF、JPEG、GIF、XWD、BMP、SUN、TIFF(G3FAX、G4FAX)などの イメージフォーマットをサポートしています。
対応しています。
書体や文字サイズ、縦書き/横書き等の指定が可能です。 JIS、shift-JIS、EUCコードに対応しています。
キヤノンのカラープリンタ(BJCシリーズ)、 ページプリンタ(LIPS)のほぼ全機種。 エプソンのカラープリンタ(MJCシリーズ,PMシリーズ)、 ページ/ドットプリンタ(ESC/P,ESC/Page)のほぼ全機種。 ESC/P、ESC/Page対応プリンタ、HP PCL(PCL5e、PCL5c)プリンタ、 ポストスクリプト・プリンタをサポートしています。
可能です。
ガンマ補正や明度、彩度などの変更が可能です。
また、特定色の置き換え機能も付属プログラムで可能となっており、CADイメージデータなどで特定の線のみの色変更や白黒反転なども可能です。
使用できます。
豊富なパラメータで細かな指定が可能です。
コマンド登録可能なCADソフトやお客様作成のプログラムに 直接組み込み、一体のものとして使用できます。
出力するプリンタのコマンド形式でファイル名を指定して保存できます。ポストスクリプトも可能です。
いいえ、UPFのGUIプログラム(UPFTOOL)を使えば、ボタンを押すだけで 位置合わせや、拡大・縮小、用紙フィット、用紙方向指定、余白指定、プリンタ選択等が簡単に行なえます。
コマンドでも位置合わせや、拡大・縮小の指定が簡単に行なえます。
対応しています。詳しくは弊社ホームページをご覧ください。
Canon製レーザープリンタおよびEPSON製レーザープリンタの設定により回避できます。
Canon製レーザープリンタの場合にはプリンタのパネルから「優先エミュレーション」又は「動作モードメニュー」を選択して 「LIPS」へ設定してください。
EPSON製レーザープリンタの場合にはプリンタのパネルから 「プリンタモード」を選択して「ESC/Page」へ設定してください。
なお、プリンタにパネルそのものがない場合にはこれらの問題は回避できません。